昨日(2018年12月2日)、第13回湘南国際マラソンで2回目のフルマラソンにチャレンジしました。
初挑戦で完走できなかった無念を晴らしたい、そんな思いでの挑戦です。
今回の目標は完走すること。
「もう限界…」とくじけそうになりながらも、なんとか完走できました。
湘南国際マラソンとは
概要
第13回湘南国際マラソンの種目は、下記の通りです。
■フルマラソンの部
■10kmの部
■ファミリーラン
・小学生の部 ・親子の部
■(新設)ラン&ウォーク(障がい者の部)
フルマラソンの参加者は、何と20,500人です。
参加人数の多さには、圧倒されました。
人数が多いだけあって、受付はなしです。
ナンバーカードが事前に送付されます。
コース
コースは、大磯ロングビーチをスタートして海岸沿いを江の島方面へ進み、江の島付近で折り返すコースです。
平坦なコースで走りやすいのですが、38キロ地点でゴールが見えるものの、さらに先の二宮方面へ進まないといけないというのが精神的に堪えます。
精神的にも肉体的にもボロボロなのに、ゴールを通過して折り返し地点に向かわないといけないのです。
※ 湘南国際マラソンホームページより抜粋
海を眺めながら走るコースに見えますが、前半はあまり見えません。
ただ、その分だけ折り返し付近で江の島が見えたときは、何だかうれしい気持ちになります。
後半は海側の車線を走ることもあり、海がよく見えます。
後半ということもあり、疲労との闘いでゆっくりと海を眺めながら・・・という心境にはなれないかもしれません(^-^;
ただ、その心身とも辛い中、海が見える中走ることができたというのは、潜在的には癒しになっていたのかもしれません。
もっと詳しく知りたい方は・・・
湘南国際マラソンのいいところ・注意点に関しては、一緒に走った税理士仲間のモロトメさんのブログがとてもよくまとまっているので、ご紹介します。
制限時間ギリでゴール!第13回湘南国際マラソン【RUNレースレポート#11】
全く持って、モトロメさんの意見に同意ですので、ワタクシは自分中心の記事を書きたいと思います(^-^;
フルマラソン初完走&サブ5達成!
フルマラソンは今回で2回目の挑戦でした。
今年の3月に挑戦した初のフルマラソンは途中で左ひざが痛くなってしまい、走ることができず、関門の制限時間オーバーで30キロ地点でのリタイアでした。
その悔しさから、今回こそは完走したい!という思いで臨みました。
初めての42.195km、心身ともにボロボロになりながらも、かろうじてゴールまでたどり着くことができました。
タイムは4時間45分20秒で、サブ5を達成することができました!
ちなみに、順位はというと14,103人中9,221位。
フルマラソンに挑戦する方はやはりレベル高いっすね…。
ちょうど真ん中の7051位で4時間22分41秒です。
次の目標は、まずはサブ4.5といったところでしょうか。
完走までの道のり
タイムは、こんな感じでした。
トイレで大きく出遅れる
まず、失敗したのが3キロ過ぎた地点でトイレに行ったことでした。
スタート直前にトイレに行ったのですが、スタート直後にはトイレに行きたくなってしまい、スタート地点から2つ目のトイレへ。
これが大失敗でした。
長蛇の列で、ここでのトイレのため約8分の時間ロスです。
まあ、スタート直前といっても、この人数ですから9時スタートといってもスタート地点に到着したのが9時20分頃(※)。
なんせ、この混雑ですから・・・。
トイレに行ったのが8時40分頃ですから、1時間近くは経っていたというのが言い訳ですが…。
トイレを終え、コースに戻ると、スタートの時は下の写真の通りたくさん周りにランナーがいたのですが、周りにはもうランナーはほとんどいません。
8分遅れですからね…。
トイレに行っていない方は1キロ以上先に行っているわけです。
古河はなももマラソンで、走れなくなって最後方で歩いていた時と似たような光景が広がっていました。
違いは、周りのランナーが「もう歩けなくなってしまったランナー」ではなく、「トイレに行って出遅れたランナー」だったということ。
スタート直後は人込みで前に進めなかったのですが、大きく出遅れてしまったので、しばらくは1キロあたり6分前後のペースで気持ちよく走ることができました。
集団に追いつくことが出来たのは、おそらく10キロを過ぎたくらいだったと思います。
30キロの壁にぶち当たる
前半は約2時間20分。
トイレの約8分のロスを除けば、2時間12分。
このペースで走ることが出来たらフルマラソン初完走でサブ4.5行けるかも?
と21キロ~28キロくらいを走っているときは思っていました。
しかし、フルマラソン、やはり甘くありません・・・。
28キロを過ぎたところあたりから、足腰に今まで感じたことのない疲労感が襲ってきました。
ここからは途中、足を止めて腰や足を伸ばしつつ、完走したいという気持ちだけでなんとか前へ進んでいきました。
腰に張りを感じ、股関節が痛く、走るのはしんどいと感じました。
30キロ台後半からは「もう走れない…限界…」と思いながらも、「完走したい」という気持ちと「早くゴールして楽になりたい」という思いでゴールへ向かいました。
(ゴールしてからも、荷物置き場への階段の上り下り、寒い中での帰りのバス待ちで楽にはなれませんでしたが)
限界を超えてる…と思いながらも完走できた要因
30キロを過ぎてからは本当にしんどくて、しんどくて…。
そんな中、完走できたのは、
- エイド
- 前回の教訓(ケガをするな)
- ボランティアの方、沿道の方の声援
- 一緒に走った仲間
のおかげです。
エイド
まず大前提なのはエイド。
30キロ過ぎのエイドは、砂漠の中のオアシスのようなもの。
「エイドに行きたい、エイドで補給して回復したい…。エイド、エイド、エイドよ、早く来い(来るんではなく行くのであるが…)」
そんな心境で走っていました。
エイドってホント、大事なんだなぁ、とフルマラソンを走って改めて認識させられました。
前回の教訓(ケガをするな)
前回のフルマラソンでは、左ひざが痛くてリタイアしてしまいました(正式には制限時間オーバー)。
なので、まずはケガしないように走ることが大前提でした。
残念ながら今回も十分な練習を積むことはできず、レッスンに行くこともできず、自己流で走ることになってしまったので無理なペースで走らないことを心掛けました。
月間100キロに満たない練習量では練習不足なのは明らかですので、1キロあたり6分よりも早く走らないように気を付けました。
結果、5分台後半で走ってしまった区間は結構ありますが、それでもケガのないようにと気を使って走っていた分だけケガをしないで走ることが出来たのでしょう。
レース後、足の裏が痛いのをかばって歩いていたら、左ひざを痛めてしまいましたが…。
ボランティアの方、沿道の方の声援
今回は、ドラゴンボールのベジータのイラストが入っているTシャツで走りました。
着ぐるみのようには目立たないので、それほど多くは声をかけられませんでしたが、それでも10回くらいは
「ベジータ、頑張れ!」
と応援していただくことが出来ました。
これが結構励みになるのです。
こういうのって、「恥ずかしい」という方も多いとは思うのですが、やっぱりその分だけ応援してもらえるのでプラスになるのは間違いないです。
目立つ格好って、ホント、大事です。
一緒に走った仲間
何といっても、フルマラソンを完走することが出来たのは、仲間の存在です。
いつか走ってみたいなぁと思いつつも、なかなか始められなかったマラソン。
フルマラソンを走りましょうと声をかけれくれなかったら、きっとフルマラソンには挑戦していなかったなぁと思います。
前回のフルマラソンで完走した仲間の姿を見て、次こそは自分も完走したいと強く思いました。
今回、一緒に湘南国際マラソンに参加した仲間とは、ニセ・東京オリンピックマラソンコースやステップレースの毛呂山ハーフマラソンでも一緒に走りました。
ニセ東京オリンピックマラソンコースで30キロを走るメリット・デメリット
初のフルマラソン完走は、この仲間たちと一緒に走る時に達成したい!という想いで走りました。
最後に
湘南国際マラソン、私にとってはフルマラソン完走以外にも、下記のような初めてのことがたくさん体験できたという意味では、すごくいい体験になりました。
- 4時半に起きて5時8分の電車に乗る
- 東海道線のグリーン車に乗る
- グリーン車のチケットを駅の券売機で購入
- グリーン車のチケットをモバイルSuicaで購入
- 茅ヶ崎駅で下車
- 野天湯本ちがさき愉快爽快
マラソンの帰りは、仲間と野天湯本ちがさき愉快爽快で温泉に入り疲れを癒して自宅に帰りました。
自宅についたのは22時過ぎ。
2歳児の長男、まだ起きていました。
絵本を読んでくれと催促され1冊は読んであげましたが、2冊目はさすがに…読まずに息子よりも先に寝ちゃいました(^-^;
そして、その翌日。
フルマラソンの大会を検索している自分がいました。
走っている最中は、「もうこれ以上走りたくないよ~、辛いよ~」と思っていたのに。
何なんでしょうね、フルマラソンって。
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【編集後記】
昨日はフルマラソンの疲れを癒すべく予定はいれておらず、デスクワークに励みました。
体がボロボロだったので事務所にも出社せず、在宅勤務の一日でした(^-^;
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コメント
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