以前から気になっていたゆうちょ銀行の「給与預入」のサービス。
給与振り込みのデータをインターネットで伝送、そしてその利用料金が無料とホームページに書いてあったため、郵便局へ行ったついでに問い合わせてみました。
給与預入を行うには振替口座の開設が必要
まず、この給与預入のサービスを受けるのに必要なことは、振替口座を開設することです。
振替口座は決済用の口座のため、預け入れをしていても利息はつきません。
その代わり、貯蓄性ではないということで、預入限度の制限はありません。
また、振替口座があれば、小切手を振り出すことも可能です。
個人的には、給与預入以外は、メリットを感じないのですが、給与預入はありだなと思い、郵便局の方に聞いてみました。
すると、やはり郵便局では法人口座には慣れておらず、
「上のゆうちょ銀行に電話して聞いてみますので、少々お待ちください」とのこと。
ちなみに、振替口座を作るには、法人口座と同様の書類を提出する必要がありますので、ちょっと面倒くさいです。
給与預入を振替口座で行うことができる条件
待つこと約10分。
回答を頂くことができました。
私の会社の場合、対象外だったので、回答をもらった直後に関心がなくなってしまい、うろ覚えなのですが、こんな感じの回答だったと思います。
「振替口座で給与預入のサービスが受けられるのは、従業員数が100名くらいの事業所様でそのうち30名程度、ゆうちょ銀行での給与振り込みがあるところとなります。」
ホームページではそんなこと書いていないのに、実は事業所の規模要件があるとのことでした。
つまり、うちのような零細企業(役員1名(私)、従業員1名(妻))では、このサービスは受けられないということです。
振替口座を作るのが面倒な上に、一番利用してみたいサービスが受けられないということで、振替口座の開設は止めることにしました。
従業員5名以下であれば給与振り込みは無料で可能
とはいえ、実は、給与預入のサービスを受けていなくても、うちの会社では振替手数料無料で給与振り込みをおこなっています。
ゆうちょ銀行では、ゆうちょ銀行同士であれば、ATMでの電子振替は月3回まで、ゆうちょダイレクト(インターネットバンキング)であれば月5回まで振替手数料が無料であるため、従業員5名以下であれば給与振り込みは無料で済ませることができます。
最後に
ところで、振替手数料無料で給与振り込みをしている私がなぜ「給与預入」のサービスを受けようとしたのか?
それは、
- ブログのネタにすること
- お客様が利用できないかどうか探ること
この2点です。
ブログのネタとしては、失敗談のような形になってしまいましたが、失敗をお伝えするのもきっと何かの役に立つかと。。
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【編集後記】
昨日は、午前中は社会保険の調査のため、千代田年金事務所へ。
もちろん、指摘事項なしでした!
アイキャッチ画像は社保の調査後に立ち寄った靖国神社での写真です。
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また、ブログの内容等に関する質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。
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