税理士がブログを継続することが難しいたった一つの理由

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※ サンシャイン展望台にて撮影

ブログを開設した2016年8月から2018年1月まで、私はブログを平日毎日更新し続けていました。

しかし、税理士業界の繁忙期にとうとう力尽き、継続しての平日毎日更新は途絶えました。

それ以来、原則として平日毎日更新としていますが、原則というのは厄介なもので、ついつい例外を作ってしまいがちです。

書くのを止めてしまいそうな日々が続きましたが、何とかまだこうしてブログを書いています。

ブログの継続が難しいたった一つの理由

ブログの継続は難しい

税理士として独立するときに営業の一手段として始める方も多いブログ。

しかし、開設当時は頻繁に更新されているものの、ここ数年は全く更新されていないというものが多いのが現状です。

ブログの更新を続けることは、簡単なことではありません。

とあるサイトによると、継続率は以下の通りのようです。

  • 3か月継続:70%
  • 1年継続:30%
  • 2年継続:10%

これは3か月に1回書けば継続とみなすという激アマの条件での継続率とのことです。

ということは、平日毎日更新して1年半続いたこのブログは、それだけでも希少といえるのでしょう。

ただ、上には上がたくさんいまして、毎日更新しているブロガー税理士の方々もいらっしゃいます。

私から見れば、その方々はもう神々の領域に達しているように見えてしまいます。

ブログの継続はなぜこんなに難しいのか

ブログの継続が難しい理由、それは成果を出すのが難しいからです。

そして、難しいだけではなく、報酬に直接結びつくもの以外の成果は、たとえ成果があったとしても目に見えないことからその成果を実感しにくいのです。

  • 文章を書くのが上手になった
  • ブログを書くことで、思考が整理され、自分が何をどうすべきか見えてきた
  • ブログを書き、読んでいただくことで、人と人とのつながりができる
  • ブログを読んでいただくことで、自分のことを理解してもらいやすくなる

といった成果は、なかなか認識しづらいものです。

税理士業界には確定申告という繁忙期(1月~3月)があるので、そこで継続するのが困難になるというのもありそうですが、成果が出ている方はたとえ繁忙期であっても継続する価値があると認識しており、ブログを止める理由にはならないでしょう。

やはり、報酬という形での成果が出ないと感じるからこそ、やめてしまうのでしょう。

今の時代、まだまだ対面での営業のほうが成果を出しやすいというのが実情です。

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私自身、ブログをきっかけとした収入よりも、旧来の人脈などをきっかけとした収入のほうが明らかに大きく、その収入が生活を支えているため、ブログの継続のモチベーションが大きく下がった時期がありました。

ただ、ブログで得られるのは直接の報酬だけではなく、上記に列挙したようなものもあります。

私自身もその成果を感じつつあること、そして、亀のように遅い歩みながらも、報酬という形でも少しずつ成果が出ていることから、今でもブログを書き続けています。

ブログで成果を出すためには

まずは多くの方々に読んでもらう

ブログで成果を出すためには、まずは多くの方々に読んでもらう必要があります。

ブログを始めた当初は、読んでくれる方はほぼいませんでした。

そこで、まず始めたのは、SNSの活用でした。

FacebookやTwitterで自分のブログ記事をシェアすることから始めました。

気恥ずかしさからブログを書き始めた当初はSNSでのシェアは行っていませんでしたが、誰も読んでくれないブログを書くよりは思い切って友人にブログを公開したほうがましです。

予想以上に多くの方が自分のブログを読んでくれ、会うたびにその話をしてくれるようになりました。

(しかし、いまだに気恥ずかしく、たまにSNSでシェアしないこともあります。)

そして、継続してブログを書いていると、今度はグーグル検索で当ブログに来てもらえるようになります。

現在では、当ブログにアクセスしてくださる方の9割は検索エンジン経由です。

成果を実感するためのアフィリエイト

多くの方に読んでいただけると、ブログ更新の意欲がわきます。

しかし、しばらくすると、時間をかけてブログを書いても収入に結びつかないことで、モチベーションが低下する恐れがあります。

私の場合、当ブログ経由で最初の売上があがるまでに約1年かかってしまいました。

直接の売上というのは、アフィリエイトに比べるとハードルは高めです。

そのため、まずはアフィリエイトなどで自分のブログで収益を上げることができることを実感してモチベーションが低下するのを防ぎました。

当ブログではGoogleアドセンス、アマゾンアソシエイト、A8.netを利用しています。

もっとも売上が大きいのはグーグルアドセンスです。

PV数との相関関係も強いため、ブログ継続のモチベーションアップの一手段として取り入れてよかったと考えています。

ブログと相性がいい出版関係

しかし、グーグルアドセンスやアフィリエイトだけでモチベーションを維持するのも、やがては難しくなってきてしまいます。

私のように月間数万PVの弱小ブログでは、その報酬をブログ執筆の時間で割って時給換算すると、最低時給を下回ってしまいかねません。

やはり、直接収入に結びつくご依頼が欲しいものです。

そこで、門戸を開けておきたいのが、執筆関連のお仕事です。

ブログも雑誌への寄稿、本の出版もどれも書く仕事なので、相性が良いはずです。

そこで、私のブログのお問い合わせフォームでは、執筆のご依頼を受け付けています。

その甲斐あって、この1年間で3回雑誌に寄稿し、直近では出版のお仕事を頂くこともできました。

<雑誌への寄稿>

<出版>

いずれも商業出版であり、無料のお仕事ではありません。

ちゃんと原稿料を頂いて執筆しています。

得意分野で勝負する

とはいえ、やはり税理士たるもの、税金のお仕事も頂きたいわけです。

当ブログでは試行錯誤しながら、色々と記事を書いてきたのですが、仕事の依頼に繋がったのは得意分野のお仕事でした。

アクセス数でいえば個人の確定申告関係の記事が上位に来ていますが、これらは残念ながら直接の仕事には繋がっておらず…(^_^;)

直接の税務顧問契約に繋がったのは、扱っている税理士の少ない外国法人に関する下記のブログ記事からでした。

ブログの開設を検討している方へ

ブログを書いていて報酬には直接は繋がっていないメリットがたくさんありました。

ブロガー税理士の仲間ができ、初めてのフルマラソンチャレンジという挑戦をすることができました(完走できませんでしたが(笑))。

文章を書くという行為を通じて、自分の思考を整理することができますし、プライベートのことを書けば思い出の保存にもなります(書かないと忘れちゃうので)。

そんなブログを続けるためにも、ちゃんとブログで成果を出すことが大事になります。

独立した以上、生活もかかっていますので、ブログやるならブログが生活の妨げにならないよう、ちゃんとブログで成果を出すように心掛けるとよいでしょう(私もですが)。

ブログは簡単ではありません。

やるからには本腰を入れて自分と向き合い、自己鍛錬のつもりで取り組みましょう。

私は独力でブログを始めて成果を出す自信がなかったので、税理士の井ノ上さんのブログ入門セミナーを受講しました。

ブログを毎日更新または平日毎日更新するという方限定のセミナーです。

ブログを始める方は多くても、本気で取り組める方はごくわずかです。

税理士ブロガーのカリスマである井ノ上さんのおかげで、こうしてブログを継続し、成果を出すことができています(まだまだ少しですが)。

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【編集後記】

先日、とあるブロガー税理士の会で「ブログを書くのが苦だと思っている方はいますか?」という質問が上がりました。

私以外で手を挙げたのは、一人だけ。

その方のブログのクオリティーの高さから、「それは意外!」という驚きに包まれました。

あのクオリティーを維持するのは、それは確かに苦なのでしょう。

わかります。私にはできていません(自爆)。

そして、その陰で私も手を挙げていたのですが、誰にも気づかれず…。

ま、平日毎日更新が途切れた実績があるだけに、意外性ゼロなのですが(^_^;)

【一日一新】

サンシャインシティの展望台

リニューアル後初のサンシャイン水族館(リニューアルといっても何年も前のことでしょうが)

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※この記事は、投稿日現在の状況、法令に基づいて書いています。

また、ブログの内容等に関する質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。

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