会社を設立するときに、まず最初に作るのは印鑑です。実印、銀行印、角印の3本セットで揃えることも多いかと思いますが、角印については買わないという選択肢もありだと思います。
領収書、請求書、見積書などへの押印
領収書、請求書、見積書などへの押印は必要か?
実印は会社設立登記に必ず必要であり、銀行印は銀行口座を作るときに必要です。実印と銀行印を兼用していて盗難、紛失などがあった場合には、金融機関での印鑑変更、実印の登録廃止、改印などの手間がかかったり、銀行印の場合には悪用されるリスクも高くなりますので、兼用せずに実印用、銀行印用と購入したほうがよいでしょう。
それに対して角印はというと、印鑑登録はしておらず、認め印として領収書、請求書、見積書などに使用します。これらの書類への押印は商慣行によるものであり、法的に必要とされているわけではありません。とは言え、会社によっては印影があるものでこれらの書類を出してほしいというところも少なくないでしょう。
また、角印を押したほうが格式が高い感じがしてよいとか、ちゃんとしている感じがするっていうのも、あるでしょう。なお、私が角印を使ってみたのは、興味本位です(^-^;
押印は印鑑がなくても電子印影で可能
最近では領収書、請求書、見積書などはWordやExcelなどのテンプレートを用意して、それを使って作成している方も多いと思います。せっかくテンプレートを使用しているのですから、押印もテンプレートに織り込んで合理化したいですよね?
ハンコを押すのは、朱肉のバランスのよいつけ方とか、かすれないような圧力のかけ方とか、曲がらないようにとか神経を使いますので、不器用な私にとっては苦手なことの一つです。そこで、電子印影を使っています。
電子印影で請求書を作ってみた
Excelで電子印影を使って請求書を作ってみました。ぼかしているのでわかりにくいかもしれませんが、文字と重ねてもちゃんと透過しています。
以前紹介した会計Freeeやミソカで請求書を作った場合も電子印影を使用することが可能です。
下図が会計Freeeでの設定画面になります。
下図は、ミソカで作った場合です。
電子印影の作り方
角印を持っているのであれば無料で作成可能
角印を持っている場合の電子印影の作り方は、下記のミソカのページで紹介されています。
角印がなくても電子印影の作成は可能
角印を持っていない場合でも、電子印影を作成することが可能です。私は角印というものを手にしてみたいということで会社分は印鑑を買いましたが、税理士事務所については角印は購入せず、電子印影を作りました。
DUBBING-PRO.JPというサイトで注文し、入金の翌日には成果物をダウンロードすることができました。値段は2,592円(税込み)でした。
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
今日のサッカー日本代表はオーストラリアと引き分けでしたね。とりあえず、負けなくてよかったです。
【週末の一日一新】
里芋堀り、Twitterに登録、カブトムシの幼虫の土の入れ替え(前回と違う土を試してみた)
------------------------------
※この記事は、投稿日現在の状況、法令に基づいて書いています。
また、ブログの内容等に関する質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。
------------------------------